1月2月とあっという間に過ぎ去り、暦は弥生3月。今日はひなまつり。
スーパーの食品売場には、手巻き寿司セットやちらし寿司の素、ひなあられや菱餅など、桃色の海が広がっている。
うちには女の子はいないけれど、母がいた頃は実家でお雛さまを飾ってくれた。
ここ数年はめんどくさくて出さなかったが、今年、久しぶりにお雛さまを出すことにした。外の空気も吸わせてあげようと思った。人形だけど…。
「お内裏さまとお雛さま」が二人の名称だとばかり思っていたのに、チコちゃんが言うにはそうじゃなかった。お内裏さまというのが上段の二人で、お雛さまは全員を指すらしい。そうやったな?
ひな壇がないのでせまい床の間には二人しか並べられない。
なので、他にも数人、箱から出してあげたいけれど出せてません。ごめんなさい。
他にはどなたがいらっしゃるのか定かではない。たぶん全員は揃っていないと思われる。何処かに散逸…。いつのものかも知らないので。
お姫さまの扇が壊れててなんとか繋いだり…。
薄暗い奥の間も俄然華やいだ気がしてうれしくなる。
息子たち、とくにチョーナンが人形こわくて近づけなかった「市松人形」も出してみた。たぶん15年以上は箱の中だったと思われる。
こわいと言えばこわい。リアルやな。誰かに似てるなあ。
これからも実家が存続するかぎりは出してあげたいものだ。
ネズミが来るから食べものは飾れません。
申告の準備がほぼ整った。あとは用紙をダウンロードして入力したら終わり。やと思う。期限内には提出できそう。毎年、経営悪化の現実を見せつけられるのはつらいけど…。
誰かには、元気なうちにすっきりと清算してしまおうぜっていつも言われている。
その考えが本当は正しいのかもしれない。でもどうしてもそう簡単に今の暮らし(仕事)を捨てることはできない、とわたしは思ってる。