あれこれ雑記帳

見たことや感じたことをとりとめもなくその日の気分で書きます。

9月11日二百二十日。

うっかりしているあいだに9月。気がつけば一つ年齢も増えていた。

この歳になると、もはや誰も祝ってくれないから自分からのアピールもむなしい。

ツイッターのプロフィール画面でカラフル風船が飛んでいただけか…(^_^;)

 

朝晩は涼しくなったが、なんだか体調はパッとしない。いつものことだけど…。

でも休日とかは、狭くて暗い家に籠もっていると余計に気分が悪くなる事が多いから、できるだけ外に出ることにしてる。しんどくなったら帰れる範囲の距離で。

昼間の気温も少し下がってきたので真夏よりは動きやすい。

 

日曜日、かねてより念願の将軍塚青龍殿の大舞台に行ってみた。清水寺の舞台よりもずっと広くて市内が見渡せる。

ただ立地的に不便で車がないと行きにくいところ。何か交通手段は?と調べてみたら、

三条京阪から将軍塚行きのピストンバスが出てた。本数が限られているから時間を確かめる必要がある。とりあえずはそのバスで行くことにした。

インクラインを左にみて蹴上の浄水場を右にみて、かつて父が入っていたサナトリウムの道を通り過ぎ、バスは東山へ。くねくねと山道を進み、バブルの頃?にできたプールの残骸を見下ろした。錆びて壊れたウォータースライダー。ああ、いまだにあのままか。時間が止まったままのような場所があるものだ。

 

天台宗青蓮院門跡「青龍殿」。できたのはまだ最近のことで平成26年10月建立とある。まだ北に住んでいたころ、賀茂川の土手からはるか遠くの山の上を見るとなにやら新しいお堂のようなものが見えて、「何やろ?」と不思議に思ったものだった。

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お堂の中はきれいでまだ新しいいい匂いがした。国宝「青不動明王」が奥に安置されている。

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大舞台にはガラスの茶室なるものが展示されていた。期間限定らしく実用品ではない。

たぶん暑すぎて茶室には向いていないだろう。ちなみに中の着物の人は人形ではない。

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眼下には京都の街がほぼ全域見渡せる。五山も全部見えるか…。

大文字山よりかは低いけど、こっちは足腰に自信がなくてもバスで上れるからいいわ。

なかなかの絶景。考えてみると京都の街は小っちゃいな。

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「うちの家を探そう」ってそばにいた人たち言ってたけど、

わたしの家は絶対に見えない自信がある。

ってか家見える人なんているの?高層マンションでもないかぎり見えへんわ、ふつう。

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平安神宮をズームしたり

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京都御所をズームしたり。あんまりちゃんと撮れてないけど。

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真ん中の丘が将軍塚。

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庭園もきれいに整備されていた。

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大隈重信先生のお手植え松とか。他にもいろいろ。

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京都の新しい名所、桜や紅葉の季節もまたきれいだろうと思われる。

たまには高いところに上って街を見下ろすというのもいいもので、ちょっと気分が晴れた気がした。 

ついでにオットやチョウナンにも自慢しておいた。「なかなか、すごいで」って。

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