8月も終わりに近づき、空気が少しだけ秋の気配を帯びてきた。
昨日は比較的気温低いめだったから、出掛けてみようと思った。
といってもただ一箇所だけ、若葉の季節くらいから行ってみようと思い続けていたところ。
最近、市バスに乗っていると観光のリーフレットみたいなのが紐でぶら下がっていて、スタンプラリーで記念品プレゼントだったり、入場料割引だったりのサービスがついている。そんなリーフレットに市民は見向きもしないかもしれないけど、わたしはけっこうチェックしている(^_^;)
市バスを乗り継ぐにはやはり一日乗車券がお得。
ふつうは往復だけでも460円かかるから、500円の乗車券は3回乗れば元が取れることになる。来春?から600円に値上げされるらしいが。
白川通りからここまで、もうすでに足がつりそう。筋力落ちたものだ。
この辺りは銀閣寺から少し離れるので人も少なめ。
あまりにもひっそりとしているから、「サルとか出てきたらどうしよう」と不安になった。
山門あたりまで来るとさすがに人もちらほら。
あんなに喧しかったセミの声もすっかり控えめになって、たまに「ツクツク…」と法師蟬が鳴く時季になった。「カナカナ…」の蜩は聞こえないけど。
ひっそり静かなこんな寺院もいいね。もちろん拝観料は要りません。
本堂は普段、非公開で障子越しに拝むだけだけれど、少し心も穏やかになった気がした。よかったよかった。
なんだかすぐにイラッとしてしまうことが多いこの頃。
人間、年を取れば丸くなって何事にも寛容になれるというのは、嘘じゃないのかなって思う。むしろ偏屈(頑固)になったり、細かいことが気になったりしてしまう。
わたしだけか?イヤなババアか?
長男が新しい仕事に就いた。本人もやる気を持てる仕事のようなので続けられたらいいなあと思ってるが、きつい業種なのでどうだか。
かといって、「無理と思ったら辞めたらいいんやで」っていうオットの言葉は励ましにはならない。今や世の中、あっちこっち人手不足といいながら、楽して稼げる仕事ってないだろうし…。夢を食っては生きていけないのだよ。
先日の調査。今の生活に満足している人が7割以上もいるってことにちょっとびっくりした。ホントに満足か?それとも、望んでも無駄なことという「諦め」なのか。