今日はお墓参りに行ってきた。お墓参りっていうのは「行かなきゃならんから」と義務的に行くものじゃないんだけど、お彼岸になるとやっぱり「行かなきゃならん」という感じになる。「行っておこう」「行っておきたい」と思い直して行ってきた。
たいていは一人で実家のお墓参りをする。夫は隠れキリシタンである(^^;)からお墓参りはしない。(別に隠れていないけど…たぶん踏み絵は踏めない)
ま、それはどうでもいいが、
今日も暑すぎる。道が混みすぎる。午後からは暑くなるだろうと午前中に動いたにもかかわらず、それでも暑い。
いつもセットで訪ねる「六道珍皇寺」は寺宝公開中(要拝観料)のようで、今日はやめておく。そのかわりというわけでもないが、もう少し南へ下がって、通称「おんな坂」を歩いてみることにした。ここは懐かしの場所でもあるが、もう30年以上も来ていない。数字にするのも気が引ける。
どれほど景色が変わったか、何が変わらないか確かめてみたくなった。
比べる景色は記憶の中だけしかないけど、雰囲気がずいぶん変わってた。
こんなに道幅広かったっけ?もっと木があったよね?歩道は砂利道だったよね?とか……。
昔からあった喫茶店が数軒、外観はくたびれていたが現存していた。それは、ちょっと「すごい」と思った。
輝かしい未来のみを夢見ていた頃、バラ色の人生が簡単に手に入ると思っていた頃。
あの頃の自分にとって、この坂はどんなふうに映っていたんだろう。
いや、景色なんてどうでもよかったかもしれないな、とも思う。
これは最近できた建学記念館らしい。
こんなバスが坂の上まで来るようになっちゃって。楽ちんなこと。
一本道の坂なのに帰り道をまちがって、実は迷子になった。
こんなところに市営の墓地まで出来ちゃって…と写真を撮ったが、
そこは「おんな坂」ではなかった。方向音痴も甚だしい。
体調よくないとか言いながら余計な体力を消耗してしまった。自業自得。