六道珍皇寺で六道まいりが始まった。迎え鐘をついて先祖の霊を迎える行事。コウヤマキの葉っぱに乗りうつったおしょらいさんが帰ってくるという。
六道珍皇寺は個人的に好きな寺でちょこちょこお参りに行く。何で?かというと、怖いもの見たさか、閻魔さまと小野篁の木像に惹かれるし、時々睨まれたくなるというか。それにあの地蔵菩薩の赤い前掛けにも惹かれる。
この季節は六道まいりという行事があって大変賑わっている。
ただこの行事だが、子どもの頃から1度も行ったことはない。宗派的な違いがあるのだろうか。仏教徒の家庭で育ったけれど、お盆だからと言って特別なことはしなかった。
だからお盆の行事をたずねられてもわからないのだ。故に六道まいりに行っても、何をどうすればいいのかわからない。京都人やろ?と言われたって。
「門徒もの知らず」というのは都合の良い言葉とだれかも言ってたような。
何度も行ってるから…よく書いてるわ。
やっとワクチン4回目の接種券が送られてきた。もう4回目か…この先いつまでも続くのだろうか。どっちにしてもいい気はしないなあ。
朝、少し時間があったから堀川の下を歩いた。
堀川中立売。チンチン電車が橋を渡っていたところ。直角に曲がることは出来ないからとそのコースの名残を残す飛び石がある。「知ってるやろ?」とオットは言うが残念ながら覚えていない。「わたしは若い」とそんなときだけ得意気になる。
市バス50系統はそのコースを辿る。