今日は「雨水」。空から降るものが雪から雨に変わり、氷がとけて水となる頃。
今年の冬は暖かい日が多いが、急に雪が降ったりして気温の上がり下がりが多かった。立春がすぎてからの方が寒い。
先日『掌篇歳時記』という本を読んだ。古い話も多く入ってて趣深い作品が多かった。昔はもっと季節感というのが生活のなかに染みこんでいたのだろうな。それに冬はもっと寒かったにちがいない。
蛇口をひねればお湯が出るような、ピッとリモコンを押せばたちまち部屋のなかに温風が流れ込んでくるような、今はとても楽な世の中になった。
このところは確定申告のための決算準備とか、入力仕事などで時間を費やしていたので、こちらはほったらかしになってた。手元にある文庫本『冬虫夏草』もなかなか味わいがあるんだけど読み進めない。
新型コロナのせいで市内はどこも空いているらしい。近くにある中国人団体客専用のちゃんこ屋はずっと閉まったままで店内も真っ暗だ。「京都鍋」というネーミング、どこがいったい京都風なんやろな? 商店街も本来の地味で静かな商店街にもどってる。
わたし自身も一応は警戒してあんまり出掛けていない。マスクも品薄らしいから。
ドラッグストア売ってないのかな?手持ちがなくなりそうだけど。
近づくととても気になるバレンタイン。今年もいつもどおり。ちょっとした楽しみではあるが、しかしそれは先方にとってはどうなのか、とか考えることも多く不安も増してくる。いい加減やめて欲しいと思われてるかもしれん。
それなのに、なぜかそのひとだけにはプレゼントしたくなるし、なんでも話せそうな気もしてくる。きわめて自己中心的。
何年経っても魔法が解けない。目が醒めない。ま、ええやんな、片想いやし…。
昨日の朝は歩いて行った。
雪はほとんど積もらないなあ。
神泉苑。3羽のガチョウが寝てた。
↓ これは先週の朝。晴天でも入城者は閑散。
こんな状況でも近くではホテルがニョキニョキと増殖中。どうするんやろうな…。