連休がつづくと疲れる。交通費もったいないのに息子たちがマメに帰ってくる。
「じゃ、また来週末」とか聞こえた気がした。え?来週末って何?もう連休は10月までないはずやけど。と聞くと「大阪あるので」と言う。金曜日に大阪があるなら、ついでと言えばついでだが…。
彼らは社会に出てからめちゃ飲む(飲める)ようになった。ストロングみたいな、アルコール度数の高いやつでも平気だ。羨ましいというか残念というか遺伝には逆らえないというか。
この連休は特になにもイベントはない。だいたいにおいて元気がない。
ただお墓参りだけは行こうと決めて、日曜日(秋分の日)に行ったはいいが、なにしろお彼岸に墓参りというのは日本人にとっては定番の行事であるからして人がすごい。なんか義務的にお彼岸くらいは行かんとあかんみたいなのがあるらしい。
実家のお墓は市内でもメジャーな墓地なので当然人は多い。歩くのがしんどいからとお世話になるシャトルバスにもなかなか乗れない。でも誰一人クレームをいう人はいない。ここが墓地でなかったら…このバスが無料でなかったら…と考える。
たしかにありがたい。が、どこからこの費用が出ているのか?と要らぬことも考えてしまう。
それにしても、京都駅の八条口とか久しぶりに通ったわ。(京都駅まで行ってくれるのだよ)
十五夜にはまだ早かったが、神泉苑で月見の催しがあったのでちょっと覗いてみた。去年も行ったかもしれんけど。
なかなか幻想的。ずっとずっと昔の神泉苑ならもっと幻想的だったかもな。もっともその時代には一般庶民は入れなかったか。
この季節、ネット上でも飽きるほど咲いている。彼岸花。
商店街の人混みのなか、ずっと遠くにブルーのシャツ、だれかの後ろ姿がみえる。
追いかけようとしたけれどすぐに見失ってしまった。たとえ追いついたとしても何を話せばいいのかわからない。
そんな夢を見た。