今年はあっという間に桜が満開になって、駆け足で春が過ぎゆくような気がしてる。
そんなに急がなくてもいいです。
あたたかくなったのは確かにありがたいことではある。といっても、相変わらず家の中は寒くって電気ストーブが手放せない。ウインドウ越しに外を行く人をみてると、すっかり春の装いで外国人観光客などはとくに薄着でびっくりする。じきに短パンTシャツいや、タンクトップとかの人が見られるようになるだろう。
春は物憂い。なんだかグレーな気分が漂う。桜の華やかさとは対照的なこころ。
出会いと別れの季節。いつか別れが来るのではないか、もう顔を見られなくなるのではないかと不安になる。それは仕方のないことだし、たとえそうなったとしてもわたしはこの場所で同じように日々を過ごしていくだけ。
「去る者は日々に疎し」いつしか記憶も薄れゆく。
いずれにしても余計な愁いである。
ここ数日で何枚か撮った写真も放置していたら賞味期限が切れるおそれあるので、上げておこうと思った。たった数日の経過でも今日はたぶんもっときれいだろう。
京都府庁の観桜祭。
ヘッドフォンつけたこの像がシュールで…。何聴いてるの?という作品。
窓越しはおそらく何らかのテクニックを要するだろうな。
御所。近衛邸跡。1週間ほど前。
神泉苑。
二条城の堀にいたアオサギ。もしかして巣作り準備?嘴も赤い。
あと1個になった。最後に残るのはいつも赤いハート。