あれこれ雑記帳

見たことや感じたことをとりとめもなくその日の気分で書きます。

『古事記』三昧

昨夜はよく降った。雨の音で目が覚めるのはめずらしい。

家中が何もかもジメジメしている。足がベタベタする。

こんな日が続くと、うちのドアは開け閉めがし難くなる。木製のドアが湿度で膨れてしまうのだ。そうなると、施錠されていなくても「もしや鍵かかってる?」ってくらいに開けにくくなる。そして閉めるときには、何をそんなに怒ってるの?って思われるくらいに力一杯「バーン!」と閉めなくては閉まらない。なんてもっさいんだろ?ほんとにもっさいうちなのだ。こんなのを高い家賃で借りてあげているんだから、むしろ大家さんから感謝されたいぐらい。大家さんって往々にして上から目線なのよね(^_^;)

 

さて、

先日こちらで小径さんからご紹介いただいた『日本の神話』全6冊をさっそく図書館で借りてきた。まずは岩波少年文庫の『古事記物語』を読み、そして次に絵本集。なんとぜいたくなことよ、と思う。漠然としていた神代のお話しも、この絵本で色づけられて鮮明になった。小さい頃の記憶にある逸話とはまた違った趣がある。

舌を噛みそうな神の名は覚えられないが、奇想天外なストーリーは大人が読んでもたしめる。数十年ぶり、大国主命とのご対面の気分だ。

古事記』の記憶もすっかりうすれてて、これじゃ、短大で国文学専攻していましたなんて言えたもんじゃない。もっとも短大時代はみじかくて、何かにつけて中途半端な気がしてたけど。も一度戻れるものならあの頃に戻りたいかも…とおもう。

そして、興味はあったけどあの頃できなかったこと、たとえば、

三十三間堂の通し矢」や「京大の男子学生と合コン」とかしてみたい。

2年じゃ何にも出来ないって決めつけないで、いろいろやっておくべきだったなあって、この歳になって思ってる。