あれこれ雑記帳

見たことや感じたことをとりとめもなくその日の気分で書きます。

ミシンのこと

あ~ミシンが壊れた。もうかれこれ20年以上も使っているやつだから仕方ないといえば仕方ない。それに所詮、通販で買った安物だし。

ソーイングなど特技でもなんでもないが子供が小さい頃は、やれ「絵本ぶくろ」だの「給食ぶくろ」だの縫わざるを得ないものが出てくる。もちろん完成品も売っているが、めちゃくちゃ高いし、その割にうすっぺらだ。

「お母さん、ドラえもんにしてな」とか「ポケモンがいいな」とか、好きなことを子供は言うがそういうキャラクター物に至っては、とくに高い。だからせめて布地だけはかわいいのを買って、あとは自分で縫う。

そんな訳でミシンも必需品となっていたが、最近はあんまり使うこともなく押入れにしまい込んでいた。

今日はなんとしてもパンツの直しをしようと思い、なんとか片足だけは出来たが左足の方が縫えなくなった。なぜなら直線縫いができなくなったから。

縫い目を選ぶダイヤルが壊れてしまった。ジグザグができないのはまだ許せるが、直線ができないというは致命的だ。完全にご臨終でした。

パンツは買いましょうってか…。ミシンは買えませんが…。

 

長く使ってきて、前にも1度調子が悪くって市内のミシン屋さん(今はないでしょうが)に電話したら、とても無愛想で「どうせ198とか298とかの安モンでしょ?そういうのは使い捨てなんですよ」って取りあってもらえなかった。

ああ、そうですよ、安モンですよ。258ぐらいだったよ。(それでも2万5800円は大金だよ)

2度とそんな店には行くものかって思った。

何よ生協特約店とか言っちゃって…。

それでもあきらめきれなかったから、関東にあるメーカーの相談室ってとこに電話をかけた。電話通じるかな?って心配したけど、今度は信じられないくらい丁寧に対応して下さった。「電話代が掛かるからこちらからかけ直しますね」ってすぐに電話が掛かってきた。

それでとりあえず、小さな部品を送って貰って今に至る。まあ、あの時はたいした不調でもなかったんだけど、でもうれしかったな。

そんなこんなを思い出して、このミシンともお別れをしたのだった。

おつかれさまでした。