仕事が山積みで忙しくて仕方ない、編み物なんてやってる場合じゃない。
という夢を見た。書類が机にどっさり積んであって、おそらく入力仕事も急かれてて、どうしよう?という状況だったのだ。
朝、目が覚めて「はて、何か急ぎの仕事はあったかな?」とゆっくり頭の中を整理したところ、まったく何にもないことに気づく。助かったよ…。
今はもうそんな手持ちの仕事がない。これはわたしにとってよいことである。なぜならば、もう昔のようにバリバリ入力仕事など出来ないからである。体力的に…。
さて、先日、また錦市場へ買い物に行った。ちょっと早い目に行ったからか、さほど混雑していなかった。12月に入ったら観光客も減るんやで…とは言っても、外国人は多いでしょ? 午前中から魚屋さんの奥の丸いすに座って、大トロとサーモンとウニ食べて、日本酒飲んでる外国人は相変わらず居るには居る。しかしのんびりと歩くことが出来た。
鰻とかを扱っている店頭で、珍しいものを見つけた。雀の串焼きである。
ウズラと比べて一層痩せてて小さいから、まさにトリガラというかミイラというか。
商品と一緒に雀の写真も飾ってある。これはもともとこの鳥ですよってご丁寧に。
外国人観光客がそれをスマホで撮っていた。「オーノー、スパロウ食べますか?」って感じ? 昔は伏見稲荷の門前でたくさん売ってたって聞いたことはあるが、実物見たのはここが初めてだ。わたしはノーサンキューやなあ。
中京区に引っ越してきてからもう8年が経った。
あのひとと二条駅の話をしてたのはその頃のことか。
それでも、未だにその会話をひきずってて、夜の歩きに出るとついつい誰かの姿を探してしまうのだ。こんなところにいるはずのない人を。