あれこれ雑記帳

見たことや感じたことをとりとめもなくその日の気分で書きます。

11月になって思うこと

今年も11月霜月に入ってしまった。先月は急に冷え込んだがこのところ暖かくていい。部屋の湿度温度計も「快適」という文字を表示する日がつづく。

家の問題はすきま風。夏は暑く冬は寒い。古い家であるから仕方ないとはいえど。

わたしは心のなかで老後もし一人になったらマンションに引っ越したいと思う。これは秘密である。寝言でも言ってはいけないのである。が、現実的には年の離れた(年長)のオットの方が長生きしそうな気もしている。だからしてあまり老後の話はしないようにしている。

 

夜になってすきま風からキンモクセイが香る。キンモクセイというのは10月のものではないのか…。9月から10月初旬というイメージがある。

今年はあちらこちらで鈴なり?に咲いているキンモクセイを見かける。

見た目のわりに、ふんわりと香しく押しつけがましくないのがいい。

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日が短くなった。すぐに日が暮れる。

住んでいる地域では「火の用心」の夜回り(拍子木)がまわってくる。

古くからの慣習が続いているようだ。最近は6時になるかならない頃から拍子木の音が聞こえることがある。夜廻りではなく夕廻りだ。ちょっと早すぎる。

「火の用心なんてもうやめたらいいのに。今どきそんなことやってるところはないやろう?」オットは自分の地元のくせに、そんなことを言う。なんなら平気で拍子木を停めたりしてる。

いやいや、これこそ京都の町衆、いにしえからの防火意識のなせるわざ。密集地帯で火事が一つ出ればどれほど大変なことになるか、それを防ぐための心意気のようなものだ。と、わたしは分かったような口を叩くだけで、いまだ拍子木を叩いて廻ったことはない。

テレビで時代劇を見ているとき(夜のシーン)に、外から拍子木の音が聞こえたりすると、この辺だけタイムスリップしているような妙な気分になる。

火の用心の話は、前にも書いたかな?