本格的な夏が始まった。京都の夏は過酷。盆地特有の蒸し暑さが身体にこたえる。
冬の寒さと比べてどっちがまし?と聞く人がいるけど、どっちもつらい。
寒いのはたくさん着ればいいけど、暑いのは脱いでも暑いからあかんね。とか、暑い夏は大好き、とか、いろんな人が周りにいる。わたしとしては、冬場が持病に悪影響あたえるから気温は高い方がいいのかな。しんどいけど。
ともかく今年も祇園祭の季節になった。
17日が祝日だったので、巡行を少し見物しに行ってきた。御池通り新町あたり。
長刀鉾(後ろ姿)
占出山は安産のお札で有名。今年は山一番だったから、今年のお産は軽くてすむという予想。
孟宗山。母親のために冬の竹藪で筍を掘り出す。
霰天神山
凾谷鉾
まだまだ続く。
山に飾られた人形がほぼ南に向いていて、北側ではよくみえなかった。
伯牙山
芦刈山
月鉾
山伏山
油天神山
まだ巡行はつづくけれど、時間もかなり経過してのぼせそうなので、帰り道の方向へ。
最後の辻まわしを終えて、狭い新町通りに入っていく長刀鉾。昔ながらの狭い通りを進む山鉾も風情がある。町家の2階から見物したりするのもいいね。見たことないけど。
昔みたいに粽を投げるのがなくなったのはさみしい。でも、観客が混乱して危険といえば危険だから仕方ないことか…。
おまけに前日に見に行った山鉾を少し。
からくり人形が人気の蟷螂山。
カマキリのおみくじが人気を博していた。
鶏鉾
ちょっと欲張りすぎました。暑くてまいりました。
ただ実物の鉾は迫力があって、コンコンチキチン~♪の祇園囃子が降りそそぐ巡行は大変感動的でありました。
時代が変わって世代が変わっても、内容そのものは変わることなく継承されているということ。それってすごいことだと思いました。おわり。