海の日を付け足す3連休。息子たちが高速バスや夜行バスで帰省した。
やはり新幹線と比べると格段に交通費は安いそうである。
今日は祇園祭前祭の山鉾巡行。今年はちょうど休みの日と重なってたくさんの観光客が入っていることだろう。
日曜日でもあるので巡行を見てこようと思い、息子Cと連れ立って御池通まで出た。
朝降っていた雨もどうやらやんだ。
新町御池はひとつの人気スポットであるらしく、すでに大勢の人でごった返していた。
やっと来た長刀鉾。
ここは、最後の辻回し、そして巡行ラストの山鉾を正面から撮影できるポイントである。
細い新町通りを巡行するのも見てみたい気がしたけど…。
はじめて知ったのだが、長刀鉾の稚児と禿はここでお役目を終えて鉾から降りるようだ。
それにしても鉾の存在感はすごいな。まず赤色。そして動く美術館ともいわれるだけのことはある美しい懸装品の数々。
函谷鉾
久しぶりに聴く祇園囃子のちょっと物悲しい音色は、郷愁を誘うのか胸が熱くなる。
山鉾町に生まれ育ったわけじゃないけど、幼い頃から耳にしてきた記憶が積み重なっているのだろうか。
すぐ目の前で巡行を見るというよりも、少し離れた場所でお囃子を聴きながら、連なる鉾の景色を眺めるのもまたいい。
こんなスケールの大きな祭を継承していくことは大変な御苦労だと思うが、この先もずっと続いてほしいな。
※コンデジのズームがまったくだめで写真はボケてますけどご勘弁を。
いつになったら新調できますことやら…ね。