今年のバレンタインデーは日曜日ということで世間では義理チョコの売上がダウンするだろうと嘆く声が聞こえた。実際のところたぶん落ちたのでしょうな。
ここ数年、わたしのようなオバハンにとってもささやかな楽しみとなっているこのイベントであるが(非難する人は非難してくれてよろし)、先日、伊勢丹のなんとかいうチョコの催事を覗いてきた。見事に高級チョコレートが勢揃いしていた。
D丸とは格が違うな…とかんじた。家の近くにもチョコ専門店があってけっこう有名らしい。モノが違うんだろうが手が出ない。
「誰があんなん買うんやろな、所詮チョコレートやろ?」と夫が言っている。しかしその小さな専門店はここ数日たいへんな行列ができていたから感心する。所詮チョコレート、されどチョコレート…。ひとつぶ食べてみたいのが正直なきもち。
11日の祝日は暖かかったので自転車で近くをぶらぶらしてみた。
「真田幸村」に関係する何かがあるとか聞いたのでまずは姉小路を東に。
そこは小さな神社で「高松神明社」というお社。
白い鳥居をくぐるって奥までゆくと本殿の左に真田幸村と縁のあるお地蔵さまが祀られている。紀州九度山からこちらに遷ってこられたらしい。
幸村の智恵が授かるのだとか御開帳の日に行ってみたいもの。
最近作られたのであろう赤い絵馬がとてもかわいい。
上の真田家の家紋(結び雁(かりがね)というらしい)がくり抜けるようになっていて持ち帰ることができる。
町中には小さな社や祠がいくつもあってそれぞれに謂れがあるのだろうけど、ほとんど知らない。「そういえばあの辺になんか神社があったかもしれんな」程度で。
御池通りに出て東へ行くと寺町を入ったところに「本能寺」がある。もともとの本能寺は別の場所にあったが移築されたというはなし。どうしてこんなに離れたところに移築する必要があったのか、もしや信長が逃げた地下通路があったりしてそういうのを隠すためか…とか考えるとワクワクするねえ…(^^;)
で、はじめて今の本能寺にお参り。
本能寺の変で亡くなった家臣たちの碑もあった。木製の立て札が劣化したのか金属製の鮮明なものに変わってた。『長持の恋』の柏原大鍋の名もたしかに。
今日はこれまで。このごろすぐに脚が痛くなる。
二条城どこもおんなじに見えるけど、こっちがわもきれい。
今年もチョコレートは渡せたものの、「もうええわ」って思われてないか気にかかる。
わたしなんかから貰っても嬉しないやんな。どう考えても…。