テレビをつければどこもおんなじことばっかりやっててうんざりする。
この国にとってはまことに喜ばしいニュースなのだろうけど、実感としてうれしいという感情が生まれてこない。わたし的には7年先という未来がとても不確かなことにしか思えないのだ。いろんな面において。
それではいけないと思い、うれしい人たちの気持ちを何とか想像してみる。
たとえば、スポーツをがんばっている若者たち。
「東京オリンピックに出場できるようにがんばろう!大きな目標ができたぞ。」
あるいは、前回の東京五輪の思い出を心の中で大事にしているわたしよりも年長の人たち。
「あの時は日本が一つになって盛り上がってよかったですね、おじいさん。次のオリンピックもいっしょに応援できるように長生きしましょうね。」とか。
こういうのも一つの目標にはなるだろう。
でも、わたしは穿った見方しかできていないのかもしれないが、何かスッキリしていない。これが素晴らしい未来への架け橋になるとでもいうのだろうか。
9月9日。重陽の節句。
今年は烏相撲も観覧できなかったが、さわやかな秋空だった。
急に朝の気温が下がって半袖Tシャツは寒いくらいだ。この時期は何を着て寝るかが悩ましい。
それでも、目の前の人はパンツ一丁でコーヒー飲んでたからおどろいた。
真夏と一緒だわ…。