寒くなるとレイノーがおこる。
レイノーと言っても霊能とは全く関係ない(^_^;)
手足の指の血流が発作的に滞って、指先が白くなってしまう症状だ。
しばらくしたら徐々に血が通って赤さが戻ってくる。
だけどその白さといったらロウ人形のようで不気味だ。
その指を見ていると、思い出してしまうことがある。
それは、病院で亡くなったおじいちゃんが、寝台車に乗せられて実家に帰って来たときのこと。ストレッチャーが入れずに、父と葬儀社の人がおじいちゃんを抱えて家の中に運び入れた。
その時おじいちゃんの両手は胸の上で組み合わされていて、手首は紐か布かでぎゅっと結ばれていたのだ。もう手のかたちがヘンになるくらいに…。
あの時のおじいちゃんの指の色が、このわたしの指の色と同じだった。
きっと父や母も同じだったはずなのに、おじいちゃんの指をなぜか一番思い出してしまう。
これでも去年の冬と比べたらずいぶん具合がいい方だ。
去年は、しもやけとレイノーのダブルパンチで見るも無残な指だったからなあ。
話はコロッと変わるが、節分が近づいている。
息子たちがバイトしてるスーパーでは、巻き寿司マシーンの使い方をみんなで教えてもらって大量の巻き寿司を作るらしい。前日は深夜勤で夜通し巻き寿司を巻くとか。ノルマは一人180本って? 本気かいな?
息子たちも「マジけ?」って顔を見合わせていた。
さてどれだけ売れるんだろう。楽しみだねえ。
バカ売れしたところで、こっちは儲からないんだけど。