あれこれ雑記帳

見たことや感じたことをとりとめもなくその日の気分で書きます。

炎のチャレンジャー

またまた古いTV番組のネタになるが、思い出したことがある。
人様のコメント欄に書こうかと思ったが、それも失礼なので
自分ちに書いておこうと思う。

Tバックふたたび。花梨さんの記事↓
http://d.hatena.ne.jp/hate7510/20120519

炎のチャレンジャー』は一世を風靡した(おおげさ?)
視聴者参加の番組。これができたら100万円ということで
人気を博した。
先日の記事程は古くない。
その番組に長男の同級生の父親が出た。
「今日、うちのお父さんがTVに出るんや」
とその子は学校で告知していたようだった。
まだ10才くらいの時のことだ。

たぶんいつも観ていた番組だったから、その日もいつものように
家族で観ていた。
そしてその人が出てきた。何とかイライラ棒のコーナー。
でも何かおかしい。ホンマにこの人なん?
「お父さんがんばってぇ〜」とスタジオで応援しているのは、だれや?

残念ながら100万円はゲットできずに終わったが
それよりも何よりも、気になったのはあの家族だ。
どうなってる?
まだ小さかった子どもに投げかける課題としては
難しすぎてモヤモヤの気持ちのまま、その番組が終わった。

みんなに告知までしたその子は、翌日
「あの子らはいとこ」とか言っていたようだが
心中察するに、まことに痛々しい。
いろいろ家庭に事情があるのはよくあることで、子どもに責任はない。
ただ複雑な事情をあんな形でオープンにすることもなかったんじゃないか
と思ってしまう。
尤も、こちらが思っているほど深刻でもなく、もしかしたら割り切った関係で
あったのかもしれないが。
(それはムリやろう…どう考えても…)

やがて、その子は苗字が変わった。そしてそのお父さんと一緒に暮らしている。
(その頃から一緒に暮らしていたはずだが)
ついでに書いておくと、
その子は素直で明るくてとってもいい子だった。
今でも、長男は会うと気さくに話してくれるという。