自宅の近くにあるスーパーは20時に閉店する。
小さい個人商店のコンビニもあるけど、そっちも以前は24時閉店だったはずが、
最近は20時閉店になった。
開けてても、お客さん来ないんだろうな……わかる気がする。
そうそう、近くのお風呂屋さん(銭湯)もずっと休業している。
やっていくのむずかしいんだろうと思う。
きのうも食後に一人で散歩をしていて、ちょっと飲み物を買おうと思って
仄暗い(半分ちかく消灯されていた)スーパーに入ったら「蛍の光」が鳴っていた。
お客さんのすがたもほとんどなく、店員も3人くらいしかいない。
考えてみたら、あのスーパーで「蛍の光」を聞いたのは初めてのことだ。
わたしが最後の客となり、レジが締められた。
街中での20時はまだまだこれからの時間だと思うが
このあたりは、今なお田舎の風情が残っている気がした。
大手コンビニもあるにはあるのだが、ちょっと遠いし。
ところで、スーパーの閉店時に流れる「蛍の光」。
聞くところに拠ると、3拍子のアレンジ曲が一般的らしい。
あれは「蛍の光」ではなくて「別れのワルツ」っていうんだって?
次男がバイトしているスーパーも3拍子だと言っていた。
昨日聞いたのは4拍子だったな、たしか。
「蛍の光」って、たまに聞くと侘びしい気分になる。
侘びしいスーパーで聞くとなおさら侘びしい。
毎日閉店まで働いている人は聞き飽きているだろうけど。
次男も「アナウンスもう覚えたわ」って言ってるぐらいだし。