雨降りの今日は、暦の上で夏至。
1年のうちで一番昼が長い日。
お天道さまが一番長く顔を出してくださる日。
北欧の国々では夏至は特別な日のようで、「夏至祭」で盛り上がるらしい。
広場にポールを立てて先に葉や花を飾って、みんながそのまわりに集まって祝う。
その話を聞いて、それに似たものがこちらにもあるのを思い出した。
それは市内にある神社で催される「天道花神事」。
その神社の宮司さんが知り合いなので、いつもご案内をいただく。
神事がおこなわれるのは夏至ではなく、5月のなかば。
神社の境内に竿をたて、その先に季節の花が飾られる。
お天道さまに感謝をささげるとともに五穀豊穣を祈願する神事らしい。
所変われども、太陽の恵みに感謝する気持ちは変わらない。
雨で川が増水しているせいか、近くの田んぼにカモがいる。
いつもいるのは同じカップルなのだろうか?
さすがにカモの見分けはつかないわ。
雨が強くなってきたのでわたしは帰ります。