あれこれ雑記帳

見たことや感じたことをとりとめもなくその日の気分で書きます。

お弁当づくり――幼稚園篇

今週のお題「お弁当の思い出」
子供のお弁当をつくりはじめてからもう何年にもなるけど、一番感慨深いのは上の子が幼稚園に入園していよいよ本格的にお弁当作りが始まったころのこと。そもそも自慢じゃないが自分のお弁当はずっと母が作ってくれていたので(心から感謝しております)、あまりキャリアがない。自分に毎日のお弁当作りなどできるのだろうか、という不安から始まった。しかし「必要に迫られる」というのは往往にして思いがけない力を発揮するもので、小さなお弁当箱におにぎりとおかずがきれいにつめられた時には自分でもやったーってかんじだった。ほぼ毎日のことなので情熱を注ぎ続けるのは無理であったが、それほど苦でもなくなった。
あのころ年に1度か「お弁当参観」なんてのがあってあれはちょっと迷惑だった。食事風景を参観するのではなく、どっちかいうとほかの子のお弁当箱を参観するといったような行事。みんな気合いが入っていて、今で言う「キャラ弁」「デコ弁」のオンパレードだ。参観はやめた方がいい。
それともう一つ、冬場は温めますので金属製のお弁当箱にして下さいってそんなこともあったっけ。
どんなふうにして温めてもらっていたのかよくわからないけど、そのためにスヌーピーのアルマイト(?)のお弁当箱を買った。高価なお弁当箱だった。「冬場はカレーもいけるよ」とか先輩のお母さんたちに教えてもらったので、ごはんいれてラップかけてカレーをのせるという大胆な献立もあった。いやーすごいね。ふた締めたら溢れるやん。たぶん1、2回しかしなかったと思うけど。長男もそんなことって覚えているのかなぁ。