今月も残すところあと３日となった。気づけば、外の空気にも秋の気配が感じられる。あんなに賑やかだった蝉の声が静まり、いつのまにか虫の声に変わっている。
このあいだは解体中だった建物もすっかり取り壊されて地面が露わになっている。たった２週間籠もっていただけなのに。
まあでもよかったな。重症化しないで。持病もあるからとくに肺の不具合は命取りになるんじゃないかと心配だった。やっぱりワクチン３回接種しておいてよかったのかな。４回目の予約を取っていたが、「罹った以上意味がないです」と医師が言うからキャンセルになった。
昨日は図書館でまた本を借りてきた。ホラー系ばかり最近読んでいる。
もともと好きなんだけど。幽霊が怖いというんじゃなくて、その背景にある人間の心がもっと怖い。怒り、憎しみ、怨み、死んでも死にきれぬ思い。
化けてでも出たくなるわな…そりゃ。
『緑紅叢書』は古い京都本である。大変興味深い。時代背景は変われどもできれば全部読んでみたいと思う。
