連休明けのハイクに「連休明けましておめでとうございます」ってのがあって、私は思わず膝を打った。まさしくおめでたいことなのである。
連休最後の5月6日。私はいつものようにウォーキングに出掛けて歩きながら思った。「このままドロンしたい」と。
母にとって妻にとって連休ってのは心底疲れる。何しろやってあたり前の家事労働だ。いたわりの言葉があるわけでもない。寸志一封ください(^_^;)
今年は自慢じゃないが、いつも以上に金欠色がつよく、なんのレジャーもないままに終了した。
もはや息子たちも自分たちの生活が優先という年齢になっているから、それでも全然かまわない(って勝手に決めている)。
だけども夫と二人ってのはあんまり気が進まず、いつも一人で外歩きをしている。
とにかくたくさん歩けたので、それについては満足満足。
読書は予定より少なかったけど、出会った本がなかなかよかったのでそれも満足。
『遠野物語remix』では遠野物語の一端に触れることができた。
思えばはるか昔、短大在学中、担任の教授(確か担任の先生がいらっしゃった)は
伝承文学専門の先生だった。
(と思い出して調べたらウィキペディアに先生のページがあっておどろいた!)
今回興味を持ったのは、「河童が人間を孕ます」という話。
異類婚姻譚はなかなかおもしろい。蛇神と人間の婚姻などはその先生から学んだ記憶もあるし、レポートを書くのに難儀した覚えもある(^_^;)
これを機会に、またその類の文学にも触れてみたいなあと思った。
歩きの話にもどるが、連休の最後の日に近くを歩いていて一つ思い立ったことがある。
琵琶湖疏水の分岐線が北大路まで来ているが、それを遡ってみるってのはどうだろう。面白味があるのかどうかわからないけど。それにずうっと歩くのは、多分しんどいので、区分ごとに分けて歩く。せめてインクラインぐらいまで行ってみようかなって思ったんだけど…。
連休最後のちょっとした思いつき。できるかどうかは今後の成行き次第ってことで。