「桜の写真はもう結構」という人もいるかもしれないけど、今日もアップする(^^;)
この週末は北区編。近くを歩いたついでに撮ってきたものを。
歩いたついでというのはウソかもしれない…撮るために歩いた、が正しい?
いつもは4月に入ってからが見頃なのに、今年はもうかなり開花している。
そのため、ふだんは車もあまり通らない道がたちまち渋滞する。
歩きの人も自転車の人も原チャの人も、みんな桜に惹かれて集まってくる。
桜のパワーは、やはりすごいものがあると思う。
吸い寄せられるように、みんなこの角を曲がって来るんだから…。
このあいだは蕾ばっかりだった木も咲いた咲いた。
上賀茂神社にも大きな桜がある。
このあたりの桜が終盤を迎える頃、
例年、もっとあたたかくなってからのことだけど、
近くの山を見上げると、あちらこちらにピンクのかたまりが見える。
風に乗って雅楽の調べが聞こえてきたりもする。
そんな時、ふと頭に浮かぶのは、
私のような俗世の人間は垣間見ることのできない花の宴。
赤い毛氈に桜吹雪。あの山のむこうで着飾った人たちが花見をしている。
そして、その人たちはみんな顔にきつねの面をつけているような…。
なぜか、そんな気がしてならないのだ。
桜への想いはまだまだつづきそうな気配。