今日から７月。今年も後半戦に入っていく。
昨夜は各地の神社で夏越の祓神事が執り行われた模様。
私は今年も上賀茂神社へ行ってみた。とてもむし暑かった。
上賀茂神社では、小川に篝火が揺らぐ中、神官によって人形（ひとがた）が川に投じられ半年間のけがれが祓い清められる。
茅輪（ちのわ）をくぐるときは、心の中で次の言葉を唱えながらくぐるのがいいらしい。
「水無月のなごしの祓へするひとは ちとせのいのちのぶといふなり」
鎌倉時代の夏越祓いの情景をうたった藤原家隆の歌も詠まれる。
「風そよぐならの小川の夕ぐれは みそぎぞ夏のしるしなりける」
後半も元気に過ごせますように。
