今年もソメイヨシノが一気に満開になった。市内にたくさんの花見ポイントはあるけれど、どこもかしこも大混雑なのは当たり前で、桜を見ると言うよりも人を見るような感じ。だけど、わざわざ電車やバスに乗らなくったって、綺麗な桜はたくさんあるんだよ。たとえば小学校の桜。もう廃校になっているような古めかしい校舎にも花びらが舞う。児童公園の桜。民家の塀からにょきっと顔を出している桜。
この季節、ふつうに歩いているだけでもすごいのに出会うことがある。桜ってのはそんな不思議なパワーを持っている。
以前に住んでいた家の近く、賀茂川の桜もそれはそれは綺麗だったけど、思い出の中にあることで美しさが割り増しされてるってこともある。
週末、あまりにもいい天気だったから、とりあえず近くをぶらっとしてみた。
神泉苑も二条城沿いもそれなりに美しい。
この道を通るときいまだに母校の校歌がうかんでくる。刷り込みというのはおそろしい。
先月に梅見で行ったところにもう一度行ってみた。枝垂れが綺麗だったけどなんだかボリューム的にいまひとつかなあ。昔はあんなもんじゃなかったらしい。老木なんだとか。(今朝お客さんが言うたはった)
はて、ここは何ていうお寺だったか? ひとすじ入って見るとたくさんお寺があってあっちにもこっちにも桜が咲いていた。さすがやな…と感心する。何に感心するのかわからんけど。
おまけながら、これは馬が酔うという馬酔木やね。
先週に見た府庁の桜もついでに載せておこう。欲張りやな。