あれこれ雑記帳

見たことや感じたことをとりとめもなくその日の気分で書きます。

ふたたびユリカモメのこと

前にも書いたが、冬になるとやってくる賀茂川のユリカモメはとても好きで、
雪のちらつく川面に舞う姿は、似合いすぎてるといつも思う。
彼らは午後3時を過ぎると空を旋回しはじめる。その数は次第に増えて、
「帰るよー」という合図とともに(多分リーダーが合図すると、私はそう思っている)
群れになって琵琶湖のねぐらへ帰って行く。
比叡山経由か?それとも1号線経由か?コースはよく知らない。
それが最近は夜間も帰らず鴨川で夜をすごす群れが確認されているらしい。
鳥が怠けているとも思えず、それなりの理由があるのだろう。
人の世ばかりでなく、鳥の世もくらしにくくなってきたか…。
(先日の夕刊のこの記事と一緒に載っていた写真は素敵でした)

ユリカモメには一つ思い出のエピソードがあって
長男がまだ幼い頃、北山あたりの賀茂川でNHKの取材の人たちと遭遇した。
「よかったら、ユリカモメにパンをやる映像を撮らせて欲しい」といわれ、
細かいパンがどっさり入った米袋をもらった。
向こう岸からカメラをまわされ、OKのサインが出るまで
投げた…投げた…ひたすら投げた。子どももうれしいやらしんどいやらで…。
そのお礼にはクロスのボールペンと大河ドラマの写真入りテレカをもらった。
それにしてもあの映像は使われたのだろうか?
「真夜中にでも流れたか?」と言ってわが家では未だに笑い話の一つになっている。

※一部morimoriさんの記事とかぶりました。お許しを。

読んだ本

虹の岬の喫茶店

虹の岬の喫茶店


重すぎず、軽すぎず、後味の良い本でした。