10月だというのに昼間は30℃まで気温が上がる。秋晴れにしては暑い。
先週、市バスで通過した御室仁和寺へ行ってみた。あまりにもいい天気すぎるので迷ったが、家にいてもつまらないから散歩がてらにまた同じ系統のバスに乗る。
妙心寺を過ぎたときには、わたしを含めて3人だった乗客が仁和寺でわたしともうひとりの女性が降りたから残りは1人。あのバスは終点に着く頃にはいつも乗客はいないのかもしれない。
メジャーな観光地であるが、桜の季節にもわたしは行ったことがない。
別に嫌ってるわけでもないが。
黄色のおじさんが…。
ここの仁王像は迫力あり。
「運慶快慶がいるわ」って声が聞こえたけど、運慶・快慶という名前ではない。
そして運慶快慶の作でもないらしい。
二王門をくぐると砂利道がつづき、中門に至る。
雲一つない青空やし。
中門ぬけると左手に桜園。名勝御室桜。
そうか、ここがかの有名な遅咲きの御室桜か。たくさんの桜が植えられている。
石畳をすすむと右手に五重塔。かっこいい。
春には桜のトンネルとなるらしく、さぞや美しいことだろう。と頭の中で想像する。
時代劇のエンディング映像でも出てきたとこやんな?タイトルが思い出せないあれ。
正面にあるのは金堂。
屋根の反った感じが絶妙。瓦葺きといい木組みといい。
右手に経蔵。こちらも上に同じく。
左奥には御影堂。弘法大師像を安置。
観音堂。
御殿や庭園は観ていないが、どのお堂も美しく境内の手入れが行き届いていると感じた。人も少なくて静かにまわることが出来たのもうれしいな。
御影堂の奥に水掛不動尊が祀られていて、お参りしたのだけども柄杓の柄がすごく長くて水をうまく汲むことができなかった。何回やっても汲めないからおかしいな…と思ったら柄杓の底で汲んでた。そら水溜まらへんわ。
なんか不思議な形やったからわからんかったやもん。向きを変えても結局上手に汲めなかったし。上手に掛けられなかったし。完全に不動さんに嫌われたな…。