今日は毘沙門堂。初めての参拝、拝観。
本当なら先週の連休に出掛けたらもっと値打ちもあったのかしれないが、このご時世、観光客が急増するときなど出ない方が無難である。
とは言っても今週が大丈夫とは限らない。
でもね、行ってみたかったのよ。とりあえず一人で電車乗ってさ。できるだけ人混みでないところに…。もちろん店での飲食とかしない。
「今年はきれいじゃないわ、いつもこんな色とちがうし」というおばさま方の声が聞こえた。今年があかんのじゃなくて、もう終わりかけなのだよ。赤い色が茶色くなって、それが散り落ちて、敷き紅葉もカサカサと乾燥してしまう。自然の理。
ここの石段は急やね。それに段差が大きいし。
せっかくなので、お庭や霊殿などを拝観させてもらった。
天井の龍にぐるりと睨まれたりもした。円山応挙の絵はちゃんと見てへんな。
お庭（晩翠園）も美しかった。ここにも「心字」池あったのか。
なかなか洛東山科方面には来ることがなかったけど、今回来れてよかった。
もっと歩きがしんどいかと心配していた。わたしでも大丈夫だった。
帰りは疎水べりを少し歩いた。春にまた歩いてみたい。桜と菜の花の季節。
わたしはこのごろ毎日、不安に思っていることがある。
１１月に入ってから、いつも不在っぽくて会えなくなった人。
だれかに聞きたくても聞けなくて、確かめたくても確かめられない。無事だといいけど。無事なんだろうと思うけど。
たとえば、濃厚接触者で経過観察とか…それとも怪我とか病気とか…心の問題とか…。
考え出したらきりが無くて。相変わらずの独り相撲。１２月になれば会えるのかな？それとももう会えないとか？
もうちょっと距離が近ければなんらかのコンタクトがとれるのに。全然無理だし…。
と、どうでもいいこと。
