久しぶりに歯科に行った。定期的に検診を受けているが、前回唇の具合が悪くってキャンセルしてからだいぶ日数が経った。ま、いいっか。痛くもないし医療費もかかるし。
というズボラで数ヶ月。少しばかり気になる箇所もあったけど、歯科医が言うには「問題ない」らしい。わざと穴を開けて「ほらみて、ここは治療しんとあかん」なんてことはなかった（笑）助かった。
母が若い頃から入れ歯だったから、歯は大事にしなくちゃと思ってる。ＱＯＬとかよりも治療費がこまる。入れ歯なんて高額らしいし。
とはいっても、わたしは体質的にきわめて母に似ているから後を追っていきそうで心配だ。
母は相変わらずわたしの夢に出てきては普通に存在している。
夢の中では不思議と「おかしいな…たしかもういないよね」くらいの感覚しかない。抱きつきたいほどの感慨もない。「ちょっと戻ってきたんやん」みたいなそんな感じで出てくる。
きのうも息子たちにお酒を注いでいた。「わたしはもう飲めへんのやけどな」とか言いながら。わたしは、この際聞くことを聞いておこうって考えたけど、何を聞けばいいのかわからなかった。母は、なぜか庭の木に鳥の巣箱のように神棚を取り付けていた。それをみて「ほほう、たいしたもんだ」とわたしは感心した。
今も思う、母はずうっとここ（実家）にいるんじゃないのかな。母はここ以外の場所では暮らしたことがない人だ。なんとかこの場所を守ってあげたいけれど、わたしには荷が重すぎるということがだんだん明らかになってきた。
気持ちだけではどうにもならないことが多すぎる。
立葵のピンクがかわいかったので。（背景はどうみてもかわいくないけど）
