もう9月に入った。9月は一年の中でも好きな月ではある。誕生月は思い入れがつよいのかもしれない。暑くてしんどかった夏も終わり、静かな秋の夜長がやってくるというのも魅力的だ。ただ日暮れが早くなると、夕餉の仕度がせわしなくて、尚一層忙しさが増すという点はマイナス面である。時計が変わるわけではないのに、日没が早くなると何故気が急くのだろう。何故皆早く腹を空かすのだ?
今日から3日間、富山では「おわら風の盆」が催されるらしい。
先日の古本まつりでみつけた文庫本、髙橋治の「風の盆恋歌」を一気に読んでしまった。石川さゆりの同名の曲もこの小説が題材になっているようだ。不倫ばなしといえばそれまでだけど、その背景には「風の盆」の音や空気も伝わってくるようで(行ったことないけど)なかなか趣深い。そこには観光客を喜ばせるだけの祭ではなく、その土地の人たちが脈々と伝えてきた魂のようなものが感じられる。できたら1度見てみたい気もする。
この小説の男女は、いい歳をしてメラメラと恋の炎に身を焦がすわけだが、これほど情熱的な恋愛がある程度の歳をとっても尚できるのか。
夢まぼろしはいつも美しいが、実際は幻滅や興醒めがつきまとい、わたし的には無理かと思われる。それに追うのは好きだが追いかけられるのは好きではないし、ましてやオレのものだと束縛されるのは嫌いだ。恋愛の必要性も若い頃とは質が変わっているのも間違いないと思う。
ま、わたしのことはどうでもいいが。
どこのこさんの「風の盆」は、胸にグッときます。
今日の賀茂川。水の中を覗いていると小さな魚がいっぱいいた。ときどき銀色の腹がきらきらと光る。
水量はやはり少ない。もっと雨が降らんと。
↓こんな仕事もたまにあります。
たまにしかないので、いつになっても上手にならない。
そうそう、このコンデジがとうとうダメっぽい。ズームするとシミが増えてきてるのは前からだけど、SDカードがカチンと納まらなくなった。
だから底面の蓋を押さえながらでないとカードを認識してくれない。
これって修理に出すよりも買ったほうが賢明なのかしら?息子に「買って下さい」とねだるのがいいか?
「スマホがあるからデジカメ要らんねんけど」って言われるのがオチかもな。