今日は6月30日。あちこちの神社では夏越の大祓が執り行われる。
茅の輪をくぐり、名前を書き入れた人形(ひとがた)を奉納して、心身の穢れを清めてもらう。この半年、知らず知らずのうちに犯した罪や穢れっていうことらしいけど、清く正しい生活をしているからそんなの思い当たらないわ…(^_^;)
(って言ってるヤツほど怪しかったりする)
まあそれはいいとして、夜に行われる人形流しを見物に行ってきた。もちろん人形も納めてきた。
それには名前と数えの年齢を書く。わかっているのに早見表を見て年齢を確認した。いややなあ、そんな年か? 書きたくないわと思ってしまう。
これで、明日からはまた、きれいな心でがんばろうとちょっとだけ思った。
こういうものは、気持ちの問題なのだ。
すべての神事が終わり、
「この人形が鴨川に流れ出て、ゆくゆくは淀川、そして海まで流れ着くことをお祈り致し……云々」という神職の言葉が聞こえて、私の頭の中には白い紙がいっぱい浮かんでいる水辺の景色が一瞬よぎったが、「そんなことないわ」って打ち消した。
今日、日本全国あらゆる神社で人形流しが行なわれてて、あちこちの川で名前の書かれた人の形をした白い紙が流れているなんて、こわいやん。そんなことないわな?
明るさが微妙でなんか上手く撮れなかったけど。