morimoriさんの日記を見て、思い出しました。
小さい頃、ダダをこねたり遅くまで起きていたりすると、親が子どもを脅した言葉。
それは「おーのおっさん」だったり、「かんぼんさん」だったり、「子取り」だったり…。
なんとも怖くて怖くて、その感じが今でも思い出されます。
「夜泣きソバ」といわれた屋台のラーメン屋のチャルメラさえも、こわくなる。
大人になってからは、「そんなので怖がらすなんて…」と思っていましたが、
うちでも長男が小さい頃は「黒いトラック」がキーワードでした。
(言い出したのは、私じゃないし…)
公園の横にトラックが止まっていて、その黒いトラックで連れて行かれる。
この言葉で長男はいつも涙目になっていました。
かわいそー。今思えば…。
昔の夜はもっと静かだったし、もっと暗かった気がします。
「子取り」が暗躍しても不思議でない、そんな雰囲気でした。
(尤も誘拐は重罪ですが…)