あれこれ雑記帳

見たことや感じたことをとりとめもなくその日の気分で書きます。

紙の匂い

doconokoさんの記事を読んで痛く共感。

 

わたしにとって紙はとても大事なもの。

日記帳を放棄して最近はもっぱらブログに日記を書いているが、

本当は紙大好きだ。

もともと実家の家業は紙の商いだった。

だから生まれたときから紙に埋もれて育った。

紙にまみれて? 紙にもまれて? 紙に囲まれて?

なんか表現がどれもいまひとつだけど(^^;)

 

紙の匂いは今でもとても好き。

最近は実用性が低くなったけど、たとえば和紙とか半紙とか更紙とか

漂白されていないものは紙の匂いがする。

なんかとても懐かしい匂いだ。

そして、紙が本になると印刷のインクのかおりがプラスされる。

図書館とか本屋さんとかの匂いも好きだ。

 

なのに、世の中はデジタル化が当たり前のように進み、ペーパーレスが叫ばれる。

書籍まで電子書籍が登場する時代になった。

電子書籍は確かにかさばらないし、ローガン鏡も要らないかもしれない…(^^;)

でも、本は紙で読みたいとおもう。わたしも。

紙の手触りと、ページをめくって読み進めていく感じと、

残り少なくなった頁数を紙数で確認も出来る。

そして、部厚い本を読み終わったときの達成感や満足感。

紙の本でなければ味わえないものがある。

だから、紙の本はなくならないでほしい。

あんまり本を買わない私が言うのもなんだけど。

 

それにしても、

紙を取り巻く状況は、これからどんなふうになるんだろうか。

デジタル一辺倒の世の中ってくるんだろうか?

ご先祖さまも草葉の陰で気にしているだろうか、とか思ったりした。