今日8月16日は大文字送り火。
長年送り火は見ているのだが、去年初めて大文字山の麓まで護摩木の奉納に行った。
なんか、送り火に参加している感じがして、今年もやっぱり行ってこようと思った。
去年は被災地の松割木の持ち込みがどうのこうので一揉めしたんだった。
燃やして上げればよかったのに…と個人的には思ったけど。
松の割木は人気が高いようで、午前中にはほとんど売り切れ。
ぶっとい割木にでっかい字を書きたかったなあ。
残念ながら細いのしか残ってなかったから小さい字で書いた。
「家内安全」「無病息災」
今夜も京都の天気はよさそうだ。威勢よく燃え上がってよ。
チラッと横目で[銀閣寺]の山門をみて、いつもなら帰るところだけど
今日は思い切って拝観してきた。
最後に行ったのがいつかまったく思い出せない。
一度くらいは拝観しているはずだけど。
世界文化遺産 [東山慈照寺]
1482年、足利義政によって建立。
この観音殿と呼ばれる銀閣は、足利義満の[鹿苑寺]の金閣とは対照的に地味な建物だ。
かなり老朽化がすすんでいるようにも感じられる。
「えっ? これなの?」という疑問符のついた声もあちこちから聞こえた。
ええ、これが銀閣です。
敷きつめられた銀沙灘の向うに緑の木々が見える。
こちらが本堂。
小径を通り石段を登っていくと、急に眼下に市内の景色がひろがった。
遠く左大文字も見渡せた。
広い境内は、すみずみまで手入れが行き届いている。
とても美しい庭園だ。
紅葉の季節もさぞかし美しいことだろう、と思った。
緑がきれいで、スイスイとたくさん歩けたのはいいが、
帰ってから足が痛くて仕方ない、
ああ情けなや……。