どれぐらい慎重に生きるのがいいか

［刹那主義］［享楽主義］などという言葉が頭にうかぶ。
今この時は二度と戻らない。
ならば、自分のやりたいことを精一杯やって後悔しないように生きる。
一度しかない人生だもの、やりたいことはとにかくやってみよう。

確かにもっともなことだし、そうでありたいとも思う。
だが、はたして本当にそういうふうに生きられるかというと
わたしにはダメだ…と思ってしまう。
動く前にいろいろと頭でばっかり考えて、やる気も萎えてしまっていることが実に多い。
本来、臆病な質なのかもしれない。失敗をおそれるばかりにチャンスも逃す。

慎重すぎる生き方って面白みもないのかな…。
問題はどこまでアグレッシブに生きられるか。
［攻め］と［守り］の交錯する自分の心を持てあましている。
［あまのじゃく］ゆえ、なかなか素直になれないが
せめて自分の気持ちにだけは正直になれるようにしたいと思う。

今読んでいる本

向田邦子の陽射し

向田邦子さんのパワフルさに学ぶことも多し。