あれこれ雑記帳

見たことや感じたことをとりとめもなくその日の気分で書きます。

赤いハッピのおばちゃんたち

昨日とはうって変わっていいお天気だ、とおもてを見ていると
お揃いの真っ赤なハッピを着た妙齢のおばちゃんが3、4人。
一人は大きなそれも真っ赤な幟を手にして、通り過ぎていった。
あまりにもインパクトが強かったので「今の何?」と
思わず外に出て、周りを見渡したが、誰もいない…。

宵山万華鏡』の赤い浴衣の女の子たちじゃあるまいし。
私は何かヘンなものを見たのか?
いや、あれほどはっきりくっきりのオバケなどあるはずがない。
(あったらおもしろいけど)
納得がいかない私は、通りを少し先に行くと、
ろーじ(路地)の中に赤い人たちが隠れていた。
隠れていたんじゃないって?
なんや、訪問販売か?
幟をよく見ると「○○△△×××化粧品」
化粧品の訪問販売にしては、ふつうのおばちゃんすぎるんじゃない?
あの人たちには、こんな私だって勝つ自信があるなあ、と思ってしまう。

でも、意外と親近感が持てて商品も売れるのかもしれん。
ふつうのおばちゃんには、ふつうのおばちゃんが受ける。
きれいなおねえさんじゃ門前払いもあるかもしれないってことで。

それにしても、さっき、
あの人たち道に座り込んで休憩したはった。
訪問販売であちこち歩くには、体力的に問題があるようだ。
まあ、とにかく目立つことだけは間違いないが。

宵山万華鏡 (集英社文庫 も 29-1)

宵山万華鏡 (集英社文庫 も 29-1)


森見流妄想宵山の楽しみ方はこちら。
文庫版が出たらしい。