日曜日、何ヶ月も寝かせてあった本を手にとって、ようやく読み始めた。
買ってきたのは夫で、それは、地元ではちょっとした話題の本だった。
裏の世界で暗躍する男の話らしい。
ダークなイメージにひかれたが、その話は私にはまったく不向きなものだった。
ダメやなあと思いながらも文字を追い、半分ほどは読んだ。
本との出会いも何かの縁だと思う。
今までいろいろな本に出会って、そしてほとんどの本は最後まで読み終えた。
でもどうしても無理だと思う本もある。
問題はそんなとき、どうしたものかということだ。
わたしは、途中で投げ出す勇気がない。
もしかしたら、これからおもしろくなるかもしれないじゃないの。
一度だけ途中リタイアしてしまった本がある。
その作者の本はそれ以来、絶対に手が出ない。
投げ出す勇気も時には必要かもしれないね。
そして、今読んでいる本を投げ出すかどうか、とても迷っている。
きのうからどうもハズレが多い。
その本といい、今日の昼ごはんといい、それにお届けものを持ってでかけたのに
先方は不在で出直し……。
それについては、ちゃんと確認しなかったわたしも悪いということなんだけど。
まあ最後のハズレは、結果的に散策の機会が得られることになって、まんざらハズレでもなかったかな。
散策は次の記事につづく。