どうもヤバイとは思っていたが、検査の結果「難病」を宣告された。
「難病」というだけあってよくわからない。
いまやインターネットで検索すると、いろんな病気のことが素人でもわかりやすく説明されている。中にはあやしいものもあるんだろうけど、ほとんどはちゃんとした根拠に基づいた内容だ。そして体験談も豊富に載っている。
でも今日はあんまり見たくない。恐怖がつのる。
命にすぐに関わるようなことはないのかもしれない。
とはいえ、これはとても難儀なことになってしまった。
先がよく見えないんだから。
「なんであんたが、そんな病気になったんやろうなあ?」とか
「マジメに生きてきたのに、なんでわたしがこんな病気にならんとあかんの?」とか
よく聞くわけだけど(先のセリフは、現に私も言われたし…)、
病気になるのに「こういう理由で」っていう明確な答えはないと思っている。
とくに自己免疫疾患やガンはとくに。誰もなりたくてなる人なんていない。
母も闘病中によく言った。
「神さんや仏さんの世話をかかさずに来たのに、なんでわたしがこんな目に…」
でも、それは違うんだと思った。
日頃、行いの正しい人が必ずしも病気にならないとは限らない。
悪人だって、病気一つせずに元気で長生きするヤツもいるだろう。
まあ、母にそんなことは言えなかったけど。
とにかく、
人生こんなこともアリか? と凹むが、現実は覆すことができない。
お金のことは公費の補助が受けられるとしても、それでもマイナスポイントが大きすぎる。
生活設計をしなおすべきか、それとも行けるところまで行ってみるか?