今日は9月9日重陽の節句。
上賀茂神社では毎年この日に烏相撲がおこなわれる。
今年は運良く日曜日と重なったので、ちょっと観戦に行ってきた。
人が多いのは当たり前やろうけど、それにしても今日はむし暑いなあ。
烏相撲は、賀茂族の祖先が神武天皇の遠征を先導した八咫烏(やたがらす)だという故事に由来するらしい。
刀祢(とね)と呼ばれる神官が、ピョンピョンピョンとカラスのように跳ねて、
「カーカーカー」「コーコー」とカラスの鳴き真似で受け答えをする。
タイミングのいいことに木の上で本物のカラスもカアカア鳴いている。
今日は近所のカラスも見学しているようだ。
細殿では斎王代も観戦する。
葵祭とちがって、暑いので衣裳がとても重たく感じられた。暑いやろうなあ。
禰宜方(ねぎかた)、祝方(ほうりかた)に分れ
相撲をとるのは地元の小学生。
人混みをさけて神社の中を歩いてみると、少しだけ秋の気配が感じられた。
よく通る道だけど、
どうしてこんなに空が広いのかと思ったら、わかった。
この通りには高い建物もないけど、そのうえ電線がない。
だから空が広く感じられるのか。