あれこれ雑記帳

見たことや感じたことをとりとめもなくその日の気分で書きます。

ネットのススメとヘタレる自分。

『ぬるい生活』群ようこ

エッセイを読んだ。今日が図書館の返却日だったのに読めそうになかったので延長を申し出ておいたが、おもしろかったのであっという間に読んでしまった。

それにしても図書館のインターネットサービスは便利。

インターネットのおかげで昔では考えられないほど便利なことが増えた。

利用する方にとっては、大変ありがたい。生協の注文なんかも今ではネット注文だ。

できることなら是非お年寄りの方にもネットを使ってもらいたい。

機械に弱いからとかキーボードは打てないからとか、消極的にならずに一度チャレンジしてほしいと思う。人差指一本で入力もできる。画面も好きなように大きくできるしやりなおしもカンタン。

別に私は図書館の職員でも生協の職員でもないが……。

「本当に便利です」ということを伝えたい。

 

私事であるが、夫はパソコンが扱えなくて、またやろうともしないので、息子と一緒になって「楽しいよ~。やってみれば?」と誘っているが、一向に乗ってこない。

「今さらこの歳で覚えようとも思わへん」そうだ。

昭和の典型的浪花節的アナログ人間である夫であるが、

(それが魅力の1つでもあることをあえて記しておく)

テレビが地デジになって早一年、1つ変化が見られるようになった。

それはリモコンのdボタンを使いこなしていることだ。

いろんな情報が瞬時に得られる、便利な機能である。

それでつい褒めてしまったりする、いじわるな家族。

「それならパソコンもどう?」という展開になったのだが。

「観たいページはお気に入りに入れておくし、クリック1つで夢の世界…」とか息子も言っている。

でもまあ、ムリすることもないかな。

それでなくても家族で共有しているパソコン、夫までが仲間に入ったら順番がまわってこないかもしれないし、私が書いているブログは読んでほしくないし。

 

今日は群ようこのエッセイのことを書こうと思っていたのに、話が逸れたか。

 

この本は筆者やその周りの友人たちの[更年期]ネタを中心に書かれた話。

日々の出来事に自問自答しながら、更年期という波を乗り越えようとする姿に痛く共感を覚えた。

徐々にやってくるのじゃなくて、「突然スイッチが入る」ということを今回私も実感してみて、正直この先が不安な気持ちでいる。

こんなんじゃまわりに迷惑を掛けそうだ……とか。

元気ハツラツなお年寄りが当たり前な世の中なのに、まだ50そこそこでこんなに

ヘタレていてどうする? 

と最近は私も日々自問自答の繰り返しだ。