梅雨が明けて夏が来た。京都の夏はまことに暑い。
カラッとしていればまだ救われるのだが、じと~っとしているので
身体もグッタリしてしまう。
できることなら、一日中木蔭の下の冷たい流れに足を漬けていたい気分だ。
だけど現実は逃げてばかりもいられない。
炎天下の交差点で信号待ちをしたり、
狭いキッチンで揚げ物を作ったり、
熱のこもったパソコンに両手を乗せていなければならない。
この冬は、寒さでとてもつらい思いをした。
それを考えると暑さも感謝できるというもの、と自分に言い聞かせて乗り越えようと思っている。
「木枯し、吹雪、みぞれにアラレ…」とか冷たい単語を思い出し……。
(少々くるしい言い聞かせだが)
今日、友だちに暑中見舞を書こうと思って、金魚の絵の「かもめ~る」を買った。
お見舞のためのハガキなのに、自分のことばっかり書いてしまいそうだなあ。
あちこち具合が悪くて困ってるって……。
そんなのもらってもうれしくないよね。
電話やメールもいいけれど、「暑中お見舞」みなさんも如何ですか?
ポストに入っていたら、わたしだったらとてもうれしい。