あれこれ雑記帳

見たことや感じたことをとりとめもなくその日の気分で書きます。

バス停名の不思議(きわめて地域的なハナシ)

最近、次男はアルバイトを始めたので市バスに乗ることが多い。

勤務地の店舗がまだオープンしていないので、研修を兼ねて駅前まで

はるばる通っている。北から南まで乗って220円は値打ちがある。

ってそんなハナシじゃないんだが、昨日ふとこんな事を言った。

「バス停の名前って、ちょっとヘンなことない?」

 

たとえば堀川通をずっと下っていくのに、

「堀川今出川」「堀川丸太町」「堀川五条」はいいとして、

「北大路堀川」「四条堀川」「七条堀川」などは、交叉する道路の呼び方が前後逆になっている。

「堀川」だけじゃなくて「烏丸」や「河原町」などでも、そういうところがたくさんある。

どう考えても法則性がみつけられない。広い道路はその道の名前を先にいうのかと

おもったがそれも違うようだし。 ヘンやなぁ、そう言われれば。。。

「なんで?」って私に聞かれても答えられない。

ネットでググってみると、まあヒマなことにそんなことを質問している人がほかにもいて、回答も出ていた。

でもイマイチ説得力に欠けるんやなぁ、それが。

そこでふと思い出したのは、『京都の不思議』という本。確かうちの本棚にあったはず。それに書いてあったのでは?

やはり載っていた。

答えは「別に基準がある訳ではない」と交通局がいっているそうだ。

なんやそれ?

一部には市電時代の電停名称も引き継いでいるらしいが、結局、長年の語感を頼りに……という結論。

 

あいまいなことが得意な京都人らしいと思った。

ちなみに夫の口癖も「アバウト」だったりする。

 

『京都の不思議』黒田正子著、光村推古書院発行

京都に興味のある人には、とてもおもしろい内容です。参考までに。 

 

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↑ やっぱり中洲ないほうがスッキリしてるなぁ。

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↑ もはや川じゃないみたいやし。

 でも野鳥にとっては大事な中洲なんやって。

 野鳥も大切にせんとなぁ。。

 

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