これくらい生きていると、
「天罰が下ればいい」と思う人間もひとりやふたりはいる。
しかしそういう人に限って、天罰どころか
病気をするでもなく、生活に困るでもなく元気で悠々と暮している。
私のみるマイナス面はその人のほんの一面であって
それを帳消しにできるほどのプラス面を持ち合わせているのだろうか。
マイナス面しかみえない私はどうも納得がいかない。
人間、幸せや苦しみは、足したり引いたりできるものではないのだろうが
それぞれに見合うだけの幸運が与えられるべきだと思う。
怠惰な人と日頃努力を怠らない人が同じではおかしいと思う。