京都市内の南北を貫く堀川通り、今出川から北に向かうと
イチョウの大木が一列に並んでいます。
以前は、中央分離帯にイチョウが植えてあるだけでしたが、今では
小川の流れもあり、小さな公園風に整備されています。
堀川通りは毎日通るので、このイチョウが季節の移り変りを私に教えてくれます。
このごろは大部分が黄色く色づいてきました。
朝は東からの光を受け、夕方は西日を受けてかがやきます。
全体が黄色くなると、とてもきれいです。
でもその黄色い葉っぱも長続きはしません。北風の吹く日がつづくと
あっという間に葉を散らし、いかにも冬らしく裸の木になるのです。
黄色い落葉の絨毯が敷きつめられた遊歩道は、ふわふわとクッションがよさそうです。
いつも車から見るだけですが、今年は黄色い絨毯の上を歩きたいと思っています。