先日のこと。いつものように自転車で東堀川を走っていたら、会館の前に新しいパネルが立っていた。何かと思ってみてみると、この場所はNHK朝ドラ主人公のモデルとなった「広岡浅子」の生誕地であるらしい。
そういえば、子どもの頃この場所はとても広い空き地で東側は油小路通りまでつづいていた。高い壁が張り巡らされていて、もしや出入り禁止だったのかもしれないが、となりに友だちが住んでいたので、一緒に入ってよく遊んだ。友だちの家には鍵があったんだろか。勝手に出入りして凧揚げなどしてたような気がするけど…。
草ボウボウのだだっ広い空き地。みんなはここを「三井さん」と呼んでいた。そんなことを思いだして納得した。そうか、三井家だったんだな。
たまには身体を動かそうと思って外に出た。
結局、二条城を1周することになった。距離は1800メートルとか。
二条城の北西角あたりに観光バス専用の駐車場が計画されている。
この美しい堀を囲む生垣が途切れてしまうというのは、ちょっと悲しい。
京都市は観光のためなら景観破壊も知ったことかというのか…。やっぱり悲しいぞ。
しかも、
この向かいには二条公園もあって、老若男女の憩いの場となっている。
今日も子ども達のにぎやかな声が聞こえた。