不思議なことに、昔からエレベーターの夢をよくみる。
そして私は閉所恐怖症でもある。
これは関連しているのかどうか…、たぶん関連しているのだろう。
マンションのエレベーター、病院のエレベーター、タワーにのぼるエレベーター、
その他どこに続くのかわからない奇妙なエレベーター。
いろんな種類の夢を見る。
これは本当に今に始まったことじゃなくて、ずっと若い頃から見ているのだ。
いくらボタンを押しても止まらなかったり、動かなかったり、
猛スピードで暴走したりする。
潜在的な恐怖心から夢を見るのか、それともいつか恐い思いをしたのか。
そんな記憶はないんだけど。
ところが、現実世界においては平気でエレベーターに乗れる。
心臓バクバクしたりすることはない。
だから恐怖心は錯覚なのがわかる。
こんな理由の分からない恐怖心をたびたび夢で感じるとき、
もしかしたら前世の記憶？なんてものがあるのかも…
などと思ってしまうのである。
そういえば息子は前世の記憶があるらしい。
平安時代、牛車に轢かれて死んだとか……。
不思議というよりも笑える話だ。
