今日は処暑。
暑さもそろそろ落ち着く処。
のはずであるが、なかなか蒸し暑さが解消されない。
夏の疲れが出てくるのか、この時期の暑さはとくにしんどい。
京都では、あちらこちらの町内で地蔵盆が催されている。
本来は地蔵菩薩の縁日であるという24日を中心に行われていたが、
お世話をする人たちの都合などで、その前後の土日に催されるところも多くなった。
子どもたちにとっては、夏休み最後のお楽しみ行事だ。
お地蔵さんは子どもの守り神でもある。
そしてまた、今夜と明日の夜は、化野念仏寺の千灯供養も行われる。
境内の西院の河原に祀られている数千体の石仏に、ろうそくの灯をともし供養する仏教行事の一つ。
実は、行ったことがない(^^;)
ずいぶん昔、念仏寺に初めて入ったとき、ちょっとがっかりした。
テレビなど映像で観るほど広くなかった。
だからなのか、千灯供養も予約制だった。けど、今はどうなんだろね?
ろうそくの炎がゆらめく中
浴衣姿の若い女性が石仏に手を合わせる姿は、絵になる。
それは確かである。
今年も実家の町内の地蔵盆が近づいたので、
わたしは、お地蔵さんをきれいに浄めて準備をした。
一年に一度、お地蔵さんの重みを感じる日だ。
お地蔵さん、石であってもただの石に非ず…。