16日のこと。送り火を見るために息子たちと近くの橋までふらっと出かけた。さすがに定刻近しゆえに人が多い。
午後8時大文字点火。あちらこちらからニョキニョキと腕が空にのびる。ケイタイやデジカメで撮影するためである。
液晶の光がチラチラかがやく。大文字を見てるのか液晶画面をみているのか、どっちがメインかわからない。
そういうわたしもデジカメになんとか鮮明な画をおさめるべく四苦八苦している。遠くの山で燃える送り火をきれいに撮るのはかなり難易度が高いのだ。「不易流行やな」と息子が言う。「エッ?(不易流行、聞いたことあるけど)そうやな…」。
あとで調べてみるとそれは、俳論用語であって時と共に変化していくのが「流行」だが、実は本質はかわらないという「不易」とは根元において結合すべきであるとするものとか書いてある。「ちょっと意味違ったかもな」と後日息子は言っていたけど、一つ勉強になったわ。
読了
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さだまさしはさすが落しどころを知っている。