あれこれ雑記帳

見たことや感じたことをとりとめもなくその日の気分で書きます。

違和感――トラバ追記

当方では「○○しはる」という言い方をよくする。

たとえば「言わはる」「行かはる」「食べはる」などなど。名詞がつくと「勉強しはる」「散歩しはる」など。

わたしが思うには、この言い方は自分よりもちょっと上(立場)の人に使うのが一般的。敬語とかにはならないんだろうけども、けっこう使い勝手がいい。

そういえば、大阪の友人はちょっとだけ違ってて「○○しやる」とか言ってたかも。

「あの子がこんなこと言いやんねん」とか。

 

日常会話ではほどんど気にもならない言い方だけど、これがたまに気に障ることがある。

それは自分の子どもとかペットとかにそういう言い方をする人。

大阪の「やる」はピンとこないが、京都の「はる」は違和感がある。

「うちの太郎ちゃんは、いつも遅くまでゲームをしたはるんです」

「(犬の)○○ちゃんはすぐに吠えはるんです」

保護者会であろうと町内会であろうと平気でそういう言い方をする人がいる。

わたしの言葉遣いが正しいとは限らない。むしろ敬語とかいまだにちゃんとつかえていないから、「それおかしいですよ」なんて言えないけど、やっぱりヘンだと思う。

 

先日も取引先の奥さまが封筒を差し出して、

「こちら請求書になります」とおっしゃった。

近頃よく耳にする「○○になります」というのも考えればおかしな言い方だ。日本語として間違ってはいないか?

請求書になんてならなくていい…と思ってしまった。

「こちらお支払いの小切手になります」ならいいかも。

 

追記:たくさん言及いただきました。

きなこさんの『蛇女の違和感』

花梨さんの『言葉は取り扱い注意、なのだ

アリスさんの『先に書いてはる

こんな使い方を当たり前のようにしているみなさん、その日本語おかしいですよ。